【鬼滅の刃】遊郭編 第六話 感想【重なる記憶】
鬼が進化しまくる第六話。まぁ進化と言っていいかどうかは知りませんがそういうことにしておこう。
街に散らばっていた帯を回収して本当の姿に戻った堕姫
これは進化ではないね、それはよくわかる。力を回収しただけだからなぁ。こっちが本来の姿まである。力取り戻すのはいいんだけどさ、回収の時の刺さる感じが攻撃受けてる感じだった。取り戻したというよりぶつかってきたに近い感じ。原作からそういう感じだったんだろか。攻撃されたかのようにぶつかってたからきになった。
髪色の変化はいいんだよね、こっちの方が好きまである。ただ肌のヒビっぽいのがなぁ……ちょっときつい。若干ムダ毛っぽく見えるのが非常にきつい。個人的には前の状態の方が好みでした。こっちはチェンジしたくなる感じです。
死にに行く一般人
主人公たちが戦ってるところに一般人が乱入すると高確率で死ぬか主人公が負傷すんねん。それはもう古からのルールなのよ。こんだけドタバタして出てこない方がおかしいんだけど、出てきたら出てきたで出てくんなって思うんだよね。
夜はにぎやかな街なのに何もないというのは変なのよ。一般人というかお客さんもいないといけないし、最初に来た時と全然人通りが違う。炭治郎たちが行動したのが日没直後で、遊郭が流行るのはもう少し後ということでいいのかな。たぶんそんな感じだと思うのよ。ちょっとした時間差があるということにしておかなければここまでしずかではない。
生きてた一般人
なお、片手は失ったものとする。まぁ生きてるだけマシとみるか、片手失って生きるより死んだ方がマシとみるかによるかな。
案の定堕姫の怒りを買って攻撃されてました。しかも個人じゃなくて範囲攻撃。吉原崩壊という感じだったなぁ。堕姫的にはもう炭治郎に見つかったし柱も来てるからさっさと倒してとんずらしようという感じでしょうね。もうここに長居する必要はないんでしょう。もう鬼殺隊にバレてるという判断でこの一件が終わったら帰るから街もボロボロにしたんだと思う。そして数十年経ったらまた……と思ったけど大正から数十年って最悪の場合第二次世界大戦にぶち当たるんだよね。そこをさけても戦後のごたごたとかでうまく働けない気がする。今の風俗でトップとってもここまでちやほやしてもらえないからね。そういう意味でも大正で片付いてよかった感じがある。現代の法律でやるとそもそも鬼殺隊の刀がアウトだからなぁ。
まともになったダメパパン
なんかまともな状態で出てきた。息子が死んでいろいろとまともになったのかな。奥さんの死で壊れて息子の死で戻るとかどういうことよ。なんか「子供がまともなのは母親の血が濃いんだろう」みたいな話してたけど間違いなく父親の血が濃いぞ。誰がどう見ても父親の血が濃いって答えるだろ。DNA鑑定なんて必要ないレベルであんたの息子だよ。外見を父親から受け継いだから内面は母親似の可能性もある。
まともになってから炭治郎にもいろんな情報与えてたっぽい。このやりとりのタイミングにもよるけど、煉獄パパンから情報が来てたならしのぶに相談しなくなったのも納得である。熱が出たことの報告の時に一応柱に相談した方がいいのでは?と思ったんだけど、煉獄パパンの持ってる情報が来てたなら相談は必要ないね。相談は必要ないけど情報共有は必要だと思うぞ。隠すより自分が効率よく戦う方法を一緒に探す方がいいと思うのよ。
ブチギレ炭治郎
遊郭の人々を無差別に殺傷した堕姫にブチギレてました。そうよね、食べるために殺すならまぁ仕方ない部分もあるのよ。人間だって生きるためにいろんな動物殺して食べてますから。鬼の捕食対象が人間だけで、食べないと生きていけないから仕方なく殺して食べるならまだわかる。しのぶさんの言う和解がありえるならこの辺なんだろうね。ただ単純に殺すだけというのがアウトっぽい。
さらっと覚醒した炭治郎さん。元の力を取り戻した堕姫と第二ラウンドという感じですが、さっきの堕姫の攻撃でもう死にかけなんだよね。普通なら……というか以前ならもう動かなくなってても不思議ではないくらいのダメージを負ってる。それでも戦うのはブチギレた証拠でしょう。ブチギレ覚醒もよくあるのでこの辺はパターンよ。
重なる記憶
サブタイはこの辺のことかな。無惨の記憶から呼び起こされるものがあった。あの無惨がここまで覚えてるってことはやっぱり始まりの呼吸である日の呼吸は無惨の天敵なんでしょうね。他のはパクリみたいなもんらしいから弱体化してると考えられる。そうなると無惨を殺せるのが日の呼吸でその合図は耳飾り。耳飾りで優先的に倒されたから日の呼吸の使い手である黒い刀の剣士は出世しなかったということでしょう。刀を見て優先的に倒されたのかと思ってたけど耳飾りっぽいんだよなぁ。外せよ、と思う。まぁそんなことしたら物語がつまらなくなるからね、気にしてはいけない。
堕姫の過去
なんかちょっぴり映ってましたね。この後が死体と死体っぽいんだよなぁ。寝てるというか死体が手を繋いでる方が違和感のない感じだった。2枚目は確実に死体ですね、あれは間違いない。ということは死ぬかもしれない、食べ物のない状況に居たということだろう。貧しかったということかな。たぶんこの辺の掘り下げは後でやるだろうから深く考えなくていいかな。音柱の過去もOPEDでちょっと入ってる感じだけど、どうせやるなら考えるよりその時を待った方がいいと思うのよ。
危ない堕姫様
やっべぇよ、あと一歩で死んでたよ。自分で首を切るのは累でやっちゃったから作品的に同じ手は使えない。だから帯で力を逃がすことにしたんだろうね。もうルフィ的に伸ばし放題にしたらいいのにね。首を帯にしてろくろ首にしちゃえばいいんだよ。そうすれば自由に動き回れる。と思ったけどあたり判定増えるだけなのか。切断する場所はどこでもいいんだろうか。首の付け根ならセーフとかあるのだろうか。元々顎を切断だった気がするから上の方じゃないとアウトだろうね。
体から帯を出すだけじゃなくて体を帯に変えられるのはかなり戦闘の幅が広がりそう。ルフィより効率よく動けるってことだからなぁ。伸び縮みのルールから離れるしファンネル的に飛ばし続けることもできるとかマジ便利。ただ自分の容姿に自信があるからあんまり使いそうにないんだよね。ブサイクは死ねが基本だから自らの姿を下げることはしないだろう。
めっちゃつよいブチギレ炭治郎
ヒノカミ神楽というか日の呼吸を使いこなし始めてる感じで堕姫を圧倒してた。ここは作画ももちろんだけど沢城さんの声の変化がよかった。怒る、驕り、油断、驚きがしっかりと別れてる。ちゃんと別々の感じになってたからすごくよかった。
メタ的に戦闘中に解説始めたら負けってのがあるからね。勝つ方は戦闘後に何が起こったか解説するんだよ。水の呼吸が合わないって言ってたけどここまで日の呼吸ベースになってくるとは……。もう効果ないことを察して完全に自分へのダメージ無視で特攻だろうなぁ。堕姫も言ってた通りどう考えても壊れてる状態なのよ。自分の命を捨てて戦う者の強さが出た感じだね。まぁ炭治郎は死ぬ気ないんだが。
土下座
ではなく死んだ妹の声で元に戻っただけ。あと一歩だったんだけど堕姫を倒すと炭治郎が死にそうだったからなぁ。構図だけみると、遊郭で美人花魁に土下座ですから頼んでるように見えなくもない。なんかそういうネタ的なのがありそうな感じもした。
しかし堕姫さまや、「柱を倒したら無惨様に喜んでもらえる」的なこと言ってたけど、柱倒したのに怒られた上弦の参がおるんやで。目の前の方を確実に仕留める方が喜ばれるぞ。無惨も堕姫にはしっかり情報与えてるんだよね。耳飾りのこととさか。その辺は無限列車編での失敗を反省したということだろうか。ちゃんと情報伝えないといけないんだよね。というか“あかざ”の変換が面倒だから他の言い方にしてるけどそれはそれで面倒になってきた感がある。
兄を助けに来た禰豆子さんですが、上弦にはかなわずボロボロでございます。自分の命が危なくなったらって言われたんだけど、兄のピンチに出てきた感じなのか、それともあの範囲攻撃の時にピンチだったのか……まぁどっちでもいい。
というか普通に電気あるのが気になって調べてみたら
『明治時代(1868~1911年) - 電気の歴史(日本の電気事業と社会) | 電気事業連合会』
もう大正の前である程度の物できてたわ。しかも電気も財産とみなして盗電を有罪にする法律すらあった。吉原炎上の原因が火だったからまだだと思ったけど100年くらい前なんだよね、それなら電気あって当然か。
成長した禰豆子
禰豆子におっぱいが……。たしか最初に鬼になった時も育ってたよね。どちらかというとこっちが鬼の姿に近いんだろうな。ということは堕姫の元も子供の可能性が高い。回想も子供だったし鬼になった時にあの姿になったんだろう。母蜘蛛は累の役割で成長させられただけで元の鬼の姿は子供だった。鬼化して成長する人になにか特徴とか理由があるんだろうか。まだまだ分からんことも多いな。
鬼同士だから戦わないと言いつつ太陽光であぶろうとした堕姫さま。結局この禰豆子には勝てないようですね。鬼同士でなので音柱が来るまではまぁ無事だろうけど、その先どうなるか……。