シニャのアニメ感想場

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24時～25時くらいにアニメの感想を書いてます。放送中から過去のまでいろいろ書きたい感想を書いていきます。

【戦わないウィッチ】連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ【感想】

まとめ

戦わないストパンの感想です。各話の簡単な感想はツイッターに流したのでそれも載せながら感想を書いていきます。

 

一言でいうと、“発想は良かった”ですね。

ブレイブの方は見ていませんが、基本戦闘のウィッチの話しかないんですよね、一部ふざけた話を除いて。坂本少佐もウィッチじゃなくなったし、引退したウィッチやポンコツウィッチの仕事という所はすごくよかった。実際戦闘の役に立たないのもたくさんいるし、その辺を利用してお金儲けのプロパガンダに使うという現実的な部分も入れながらやってたのよね。ほんとに設定はすごくよかった。

何が残念か、途中から飛行に問題のあるポンコツウィッチという設定が消えたこと。何の問題もなく飛行し始めてるのよ。それなら前線出ていいんじゃね？と思ってたらジニーが呼ばれてしまった、通信兵として。

連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ第1話より

受信専用というポンコツウィッチ。発信できないから発見されなかった歌声の持ち主という納得の理由でしたね。

ただね、問題は使い魔よ、何の説明もないんだよ。完全アニメ組だった私には理解不能な存在だった。結局調べて【初期設定からいるけど演出の都合上完全カットされた存在】ということを理解した。それ最初に言っといてくれよ。完全アニメ組だと本当にわからないのよ。というかさ、これなら使い魔をプラスしたアニメーションにもできるんじゃないかな。発進しますっの方に使い魔足して声も持ち主の声優にやってもらえばいいでしょ。あのノリに追加してぎゃーぎゃー騒ぐの見てみたい気もする。

ただポンコツを集めればいいというものでもなかった。ちゃんと適正判断あったのね。ということはここにもこれないレベルの超ポンコツウィッチもいるということか。魔法力があっても凄く少なくて飛べないとかそういうのもありそう。芳佳とかあの辺はバグってるからなぁ。面接とか面白かったし、使えないウィッチの話をしたから次はウィッチ探しの方も見たい気がした。たぶん探すのも大変だと思うのよね。映像にして面白いかどうかが問題だけどさ。

ルミナスって名前つけたの子供たちだったんだよね。この辺は良かった。やっぱり大人はウィッチ＝戦力という判断なのよ。単純に“飛べる凄い人たち”くらいの認識だとこうなるよね。ここでルミナスウィッチーズに憧れて魔法力持ちが発覚して歌える！と思った少女が適正ゆえに前線に送られるストーリーとか見てみたいぞ。歌うために飛びたかったのに戦うために飛ぶことへの苦悩と戦場の苦痛に押しつぶされながらも人を助けながら成長していく話とかどうだろう。

この世界魔法力使ってるからウィッチの通信機器が現代より高性能なのよ。たぶん歌もそれで届けたんだろうなぁ。歌う担当と魅せる担当で分かれた方がよかったのではないか……とも思った。歌うことになってようやく役割分担してキャラ特徴とか理解できたしなぁ。一気に人数出てきたから主役組と我那覇君以外わかんなかったのよ。

ガリアすら解放されてない状態だったんだよね。本当に攻め込まれてる状態。戦時中に遊んでるとかやべぇよ。ミーアザク作ってるようなもんでしょ。そんなことしてたら基本的には怒られるんだけど、ルミナスウィッチーズの役割については後に語られることになる。その辺しっかりしててよかったよ。

出来ないことを隠してた指揮官が正直になる所。この辺から完全に飛行も盾も使い始めるんだよ。たぶん周りが同じレベルだし緊張せずにできてゆっくり成長できたんだろうね。ただポンコツウィッチという感じがなくなったのが残念。やっぱり演出上のできる出来ないとかその辺の問題にもポンコツという理由を入れて欲しかったのよ。

そしてまさかのサーニャ登場回。正直501で誕生日覚えてるの一緒の人たちだけなんだな。こういう他作品とのクロスオーバーは好きなんだけど人気借りてるだけだからなぁ。ルミナスでしっかりと面白くなってほしいという気がしてた。ちょうど能力上がって「前線行けよ」って思い始めた頃だったからね。

扶桑回、でもあんまり要素なかった。やっぱり自国回はちょっと期待するじゃん。ここであえてコメントしてるけどアイラの声よ。飛びぬけて棒読みだと思ったのよ。たぶんキャラ声の低さと出しやすい声が合ってないんじゃないかと思った。新人さんだし全てに対応しきる必要はないけど、声優にとって作品は履歴書だからこそ声を出しやすい所で採用してあげて欲しい。まぁこの程度なら普通に聞けるんだけどね。メインヒロインの棒読みがひどすぎて視聴断念した作品もあるくらいだしそれに比べてら全然マシ。数年後、成長した声を聞けることを期待する。

家族愛の話。今見て気づいたけど誤字ってるね。毎日じゃなくて毎年だよ。毎日とかねずみでも無理でしょ。ここで金集めのためのグループだったと発覚するのよ。本人たちは楽しく笑顔のためにやってるんだけど裏ではお金集めをさせられていた……と。これなら多少前線送りを見送るという理由はわかる。このへんをしっかり入れてくるところ好きなんだよね。

元々モフィを仲間の元に帰すって目的だったからね。目的を果たしただけとも言える。ほんとに瞬きでウィッチじゃなくなったのを伝えるのすごく好きなのよ。というか使い魔いなかったらウィッチになれないってことよね？やっぱりウィッチ捜索班が必要だと思うんだよ。ジニーは野生の覚醒したウィッチだけど、未覚醒のウィッチの元もいるってことだと思うの。まぁ引き寄せられたり精霊見えたりでどこかで気づくタイミングあるとは思うけど……やはり捜索組も見たい。

ウィッチじゃなくなったから潔く去るという。センターいなくなってどうするんだよ、という本当に大変な状態でもある。まぁここはジニーらしさがでてた気もするのよ。結局帰ってくるのも予定通りだし、最後がどうなるかという所が気になるだけだった。

最終話の人影本当に怖かった。ホラーでしかないよ。モフィが超覚醒してたけど伝説の話は初めてだよね？世界を飛び回るってなったところで誰かが噂話として超覚醒の話をしてたらよかったと思うのよ。そうじゃないとなんか突然感ある。私の見落としで実際は最初に噂話が出てたらいいな。

 

ということでルミナスウィッチーズの感想でした。最初にも書いた通り別ベクトルでアリな作品という感じですね。作品の方向性としては好きだけど作品としては微妙、ということかな。好きな点もあったんだけど、501がやりすぎてて物足りないのよ。せめてRtoB……いや、おっぱい回の前に見てたならもう少し評価高くなった気がします。