【鬼滅の刃】竈門炭治郎 立志編 第十四話 感想【藤の花の家紋の家】

独特な空気のある十四話。ここまでネタに吹っ切ってくれるとネタでも違和感ないんだよ。シリアスな場面で炭治郎がギャグ担当になるのはいまだに受け付けないけど。

炭治郎VS伊之助

猪突猛進だけじゃなく低く低く攻撃してきた。どんどん低くなる戦いで猪木VSアリを思い出していた。比較にならないくらい動きまくった戦いだったけどね。屋敷の中でわかってたけど猪もアホだな。猪突猛進&鳥頭みたいなところある。忘れやすいというか扱いやすい的な意味で。

ほんとにアニメや漫画の肋骨って簡単に扱われるよね。お互い骨折してんのに放置とかどういうことよ。実際に肋骨は折ったことないからどんな感じかわからないのがなぁ。鎖骨ならあるんだよ、ポキッってあっさり折れて右腕が動かなくなった。上がらないというレベルじゃなくて動かないという感じだったんだけど、骨折ってそういうもんだと思う。まぁこれは業界的なやつだから仕方ない。毎回けがの治療しっかりしてたら物語進まないもんね。なんかワンピースでルフィ出航からクロコダイル倒すまで30日ってあるけど、ゾロは胸、足首(ドルドル)、Mr.1と全治1ヶ月じゃすまない怪我大量に負ってるからね。それでも治るんだから怪我なんて物語を面白くするものであればすぐ治ってもいいんだよ。

感動の再会

感動の再会をメインにしてもいいはずなのに意味不明な戦いが行われてて空気。最初なんて炭治郎が助け出したのに再会に喜ぶ暇なく戦いを見てたからね。ようやく再開できてよかったよかったなんだけど、本当にそうは言えない悲しさ。そもそもこの子たちは鬼に捕らわれて怖い思いをした兄とそれを探しに来て鬼退治を見た弟、妹だけは鬼を見てグルグルしただけなんだが、それでも意味不明な能力だし怖いんだよね。鬼問題が解決して安堵したところに再会で本当にうれしいはずなのにそれどころじゃないという……。炭治郎もしっかり見てあげようか。

ギャグ感を増してるのが善逸よ。この顔だからなぁ。前回はまだ頑張って守った人だったんだけど、今回はもうギャグに全振りしてる。元からこういうキャラだし寝ない限りどうにもならないから仕方ない。

素顔の伊之助

こんなお顔でしたか。なんか聖闘士星矢に居そうな感じよね、ドラゴンの聖衣纏ってそう。顔を隠すために猪の被り物してた感じ。あれかぶってると前見えそうにないんだけど大丈夫なのだろうか。元が猪なら獣の匂いとか尋常じゃないんだけど。体と顔のアンバランスを隠すための被り物……ということは鱗滝さんも顔を隠した可能性がある。あの年で可愛いということはないから美形か優しい感じということかな。確かに羽生結弦選手の顔で鬼退治って言ったら似合わないからお面付けろってなるわ。顔の印象が大事だからこそ鬼退治に似合わないのはもう隠してしまうのか、なるほど。

お墓

8人も中にいたのか。飛ばされてきた喰われなかった少年は希血じゃなかったということでいいのかな。違ったらただ殺されるだけ的な感じの可能性もある。というかこんなお墓なんだな。上に石置くのは普通だけど円というのがちょっと違和感。普通に埋めて縦長になりそうなんだけど大正時代の埋葬はこっちだったのかな。それとも地方別のやり方か……。まぁこの辺は詳しくないのでほっとこう。

それより鬼殺隊も優しい所あったんだね。希血であるお兄さんにお守り渡してた。藤の花の香りがして鬼除けになるとか。もう量産していろんな人に渡せばよくない？と思うんだけどそうはいかないのかな。あんなもんあるなら最初から配れや、と思ってしまうんだよ。藤の花の香りでいいのか藤の花からでる成分が必要なのか、どっちだろう。現代で香水とかそっちの技術で藤成分０で藤の花の匂いがするのを造ったら効果があるかどうかという話。個人的にはなさそうな気がするんだけど……。

すれ違う3人

伊之助の意地悪も長男である炭治郎には効果なく喧嘩にならない展開が続く。合ってるようで合わない3人なんだよね。このずれた感じがいいのかもしれないけどさ。

そういえば「長男だから我慢しろ」なんだね。「長男だから優遇される」じゃないんだ。冷静に考えたら後者も結構あると思うのよ。特に古い時代だから長男とか父親が一番って考えあったと思う。その時代に我慢を選んだとは……。やはり竈門家は普通じゃないのかな。

炭治郎も気にしてたけど普通に休暇もあるんだね。そんなものないと思ってたよ。骨折してても動かしたのは道中にあったからか、それとも緊急だったからか……。伊之助はいうこと聞かなさそうだもんね。善逸も特殊だから炭治郎を入れるのが安定だったんだろう。3人いればなんとやらで何とかなるという判断か。

サムネ用

この回にこれ以上のサムネポイントはないと思うのよ。早い者勝ちの世界で生きてきたのか伊之助はとにかくせっかち。そもそも鬼殺隊に入ったのも住んでる山の縄張りに隊員が入ってきて締め上げたのが始まりとかいう無茶苦茶さ。炭治郎の天然と相まって上手い感じに収まってるけどこの後どう扱われていくのか……。簡単じゃないけど悪い方向にも進みにくい感じがする。

藤の花の家紋の家は昔鬼殺隊に助けられたから援助しようという家。こういうのがあるから非公式でもやっていけるんだろうな。裏側からこっそり支援するのがえらいさんにもいるならいろんな活動も納得できる。とりあえず沼の鬼の時の男の人が犯人扱いされないか不安なのよ。女の子さらって遺品持ってる状態だからね。あの時代なら確実に犯人扱いされてると思うから助けてあげて欲しい。

禰豆子を見た善逸

イチャイチャしやがってふざけんな！と怒ってた。夜にならないと出てこないし、体力回復しないと寝たままということで遭遇確率低いんだっけ。伊之助が攻撃したのが夜だったら勝手に出てきて戦ってただろうね。お互い頭悪そうだからその辺は仕方ないよ。というかＥＤだと善逸も禰豆子の方に行ってるからここからお気に入りに変わるんだろうか。ふと思ったけどＯＰそのままよね、クール的にも内容的にも次回から変わりそう。キャラ名とか公式サイト見てるから蜘蛛の鬼がいることはわかってるのよね。並び的に2クール目の敵と思われるんだけどＯＰにはいないし、ＯＰは太鼓まで倒しちゃったからね。来週からまた新しい鬼かな。

本記事の画像は「鬼滅の刃」竈門炭治郎立志編第十四話より引用しています。