【鬼滅の刃】竈門炭治郎 立志編 第十話 感想【ずっと一緒にいる】

二人組の鬼との決着がつく第十話。最後の下野が全部持って言った感あるんだよね。

首切られたのに最後の悪あがきをする矢印鬼

死なば諸共と言わんばかりに最期に全力を出してきた。最初からこれやればよかったのに、勝てると思う油断からきたのかな。それとも自分への負担がすごいからしたくなかったとか……。とにかくギリギリでしのいだということで炭治郎の成長に役立ったのは間違いないでしょうね。というかここで足折れたはずなんだけどラストでは普通に歩いてるのよ。戦闘後に地下に行った時も普通だったからなぁ。実は炭治郎も鬼の成分入ってたりしないの？ほら最近だとワンピースのメリー号が40日で壊れたみたいなのあるけど、あんな使い方したら1ヶ月でもよく持った方だと思うのよ。それとメンバーのけがの治療が早すぎる、特にゾロ。ミホークに背中でドルドルの時に足もやったでしょ。あれ全治1ヶ月じゃすまないぞ。まぁそんな感じで炭治郎も主人公あるあるで回復が早いんだろうな。普通に折れたんじゃなく疲労だけなら訓練の結果とか言えたのになぁ……とか思ってた。

毬を蹴り返せるようになった禰豆子

回復してる間に強化されたということ。鬼用の治療薬を使っただけなので特別なことをしたわけではないんだよね。一度見た相手の攻撃はもう効かないタイプなのだろうか。だとしたらめっちゃ強いんだけど。というより鬼用の薬貰っといた方がいいよね。禰豆子に何かあったら炭治郎では対応できないんだし、万が一に備えて鬼用の薬もあっていいと思うんだよ。

手毬鬼と禰豆子の毬遊びも続いてたけど、あのバウンドで土煙はいつ思いついたんだろうか。腕6本とはいえ自分の周りしか起こせないしどのみちすごい面倒だと思うのよ。矢印鬼が土を嫌がってたから遠慮してやらなかったのかな。そう考えると思いやりのある鬼よね。それか面倒なことが嫌いなだけか……。

鬼舞辻の名前を口にして呪いで死んだ手毬鬼

こういうことだったのか。体の中の無惨の血が手となって出てきて本体を握りつぶすというえぐいやり方。口から手が生えたのはちょっと面白かったけどそれだけだったな。こうなると伝えられてるわけじゃなくて話したらアウトってだけなのにあそこまでの恐怖を植え付けるとはさすがだな。

珠世さんの能力は思考回路を幼児化する感じの物だった。それで迂闊に口に出してしまった……と。炭治郎が嗅がないように対応する愈史郎がもうツンデレ。最後まで行くともっとツンデレ。ギャグ要員からツンデレへと進化した……と思ったけどツンデレはギャグ要員だったか。

最初に「炭治郎も巻き込む」と判断して能力を使わなかった珠世さんの考えもよくわかる。確かに戦闘中の炭治郎なら呼吸するし知能指数落ちる。相手の知能指数が落ちたところで勝てないと意味ないし、手毬鬼は無惨をバカにすることで勝てたから矢印鬼もいる状態だと勝算なかったのかな。炭治郎が戦闘できる状態なら勝てそうだけどそうもいかないということか。簡単に都合よく解決したら面白くないもんね。というか最初に炭治郎と遭遇したときに使った煙幕的な使い方は……と思ったけどもう居場所バレてたわ。隠れてる場所見つかってるからもう効果ないのわかってたのね。

しかも十二月と呼ばれる鬼は目に数字が入ってるという情報も出てきた。踊らされていただけの子だったか。正直矢印鬼は嫌いだが手毬鬼は好きな方だぞ、見た目は。たぶん今まで出てきた鬼が全部男だった影響だろうな。

暴走する禰豆子

「人を家族と思う暗示にかかっている」禰豆子が珠世と愈史郎を家族と思った。鬼として生きてきた珠世にとってはすごい嬉しいことだったんだよね。たぶん禰豆子を引き取ろうとしたのも人と思ってくれた子を手元に置いときたかったという気持ちもあるだろう。戦闘時に強化していった禰豆子を見てるしそこまで足手まといにならないのもわかると思うんだよ。それに愈史郎の想いは尊敬というか狂愛に入る可能性もあるからちょっと……な。

完全にゾンビ的な扱いだな。人間をやめて長生きするか人間のまま死ぬか……。鬼をゾンビと思ったらすごくしっくりくる内容になった。助けてくれた以上に自分自身も鬼としてのつらさを知ってるから愈史郎は珠世さんについて行くんだろうね。結局ここを離れることになったけど愈史郎は喜んでそう。安定より一緒に居ることを楽しみそうなタイプだと思うんだよね。

下野だった

最終選別の時は落ち込んで少し話すだけだったから特に意識してなかったけど下野か、DTやな。死ぬかもしれないから女の子に言い寄るとか危ないことしかない。これは危険人物ですよ。

正直メイドラゴンSの下野が思ったより出てこなくて成分足りてないからちょうどいい。ただあれはDT下野が聞きたかったからこっちの下野がどんな感じかに寄るのよね。今回だけ見れば理想の下野だけどこの後どうなるのか。

本記事の画像は「鬼滅の刃」竈門炭治郎立志編第十話より引用しています。