シニャのアニメ感想場

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24時~25時くらいにアニメの感想を書いてます。放送中から過去のまでいろいろ書きたい感想を書いていきます。

【俺がにーにーだ!】ひぐらしのなく頃に卒 第11話 感想【祟明し編 其の伍】

ひぐらし卒もどんどん進んで、次回はRTAの解答か、それともあの続きなのか……。正直今回は大石が発症者というのがわかってたらあまり驚きのない回でしたね。

 

オヤシロ様の祟りに取り付かれた大石

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この人が発症ということでほぼ問題解決だった気もしないではない。細かいところ埋めていくだけだもんね。圭一VS鉄平が大石の妄想の可能性があるというのだけは驚きだった。普通にトラップ系からの圭一発症が一番あり得るルートだったからね。まぁ一番のルートがないのはいつものことなので外れたこと自体は驚きではないが、あそこが圭一目線でないというのは驚きだった。そしてあの状態で圭一が生きてるのも驚きだった。

 

思い込みからの発症と信じ込みはかなりしっかり描かれてて発症過程の紹介としてはいいものではないかと思った。ただそれをここでやるのはどうかとも思うけど、一応ちゃんとしないとダメなのか。“説明しなくてもわかるよね”をやっちゃうと批判もくる時代だからなぁ。犯人の思考回路という意味では見てて面白かったかな。

というかさ、犯人突き止めるんじゃなくて犯人殺しに行ってどうするんだ。特定できたって喜んでるけど殺しちゃ意味ないんだよ。なぜ殺しに行ったのか……雛見沢症候群の恐ろしい所である。

 

ストッパーのなくなった沙都子

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鉄平ぶっ殺した後にお祭り行ってた。何度も殴ったのは沙都子の腕力的な問題だからわかるんだけど、血が出すぎではないか。この作品本当に血が出すぎなんだよね。どう考えても出血多量以前にそんなに人に入ってないって量入ってるし、ドロドロしすぎてる。鉄平は健康状態悪そうだしドロドロでも違和感ないけど、部活メンバーはサラサラでしょ。その辺の違和感も凄いんだよね。

大石を思いこませるために言ってるのが一番面白かったかな。圭一が「俺がにーにーだ!」とか言い出したことにされた所がピークだった気がする。自分から言っといてなんなんだ……という感じ。まぁあそこの“にーにー”呼びは違和感しかなかったし呼び出す口実なのは明らかだった。あの辺の流れは違和感なかったのになぁ。家の中の流れが違和感しかなかった。

 

大石にやられる部活メンバー弱すぎ問題。解のラストで山犬と戦ったのはなんだったのか。敵だと強いけど味方だと弱いの本当にやめて欲しい。詩音は助けること優先でスキができたところを……で仕方ないけど、魅音の正面特攻はなぁ……。もう少しかばうか何かしてくれないか。なんか最終回直前の死のバーゲンセール思い出したよ。まぁ圭一と羽入はいないし、沙都子は実質敵だし、レナも戦意喪失だし、まともな戦闘員が園崎姉妹だけという罠。よく考えたら魅音も鷹野の時に盾になって、羽入が来て鷹野が外した流れだから、当たってれば死んでたのか。つまり魅音はガードベント。

正直今回は鉄平VS圭一が一番の見物だと思ったんだけど、前回ラストに鉄平死んでるからなぁ。やっぱり大石目線だったというのが驚きだったよ。流石にあそこで視点変えるとは思わないもん。

 

ここまでは解答というより振り返りの意味も強かった。動くのはここからかな。もうRTAは解答なしでもいいと思ってるくらいに沙都子ループバレの後をやって欲しいと思うよ。

 

画像引用元:あらすじ | TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト