【姪っ子想いの鉄平おじちゃん】ひぐらしのなく頃に卒 第7話 感想【祟明し編 其の壱】
いよいよ始まった祟明し編。沙都子へのヘイトが尋常じゃないことになっていますが大丈夫なのでしょうか。
敗北条件を示唆するエウア
「梨花より後に死ねば同じカケラに行ける」というのはずっと前から言われてることであり、ここで強調したということは失敗する可能性が高いのかな。前回梨花が行方不明になって困った時点で失敗する可能性高まったんで、ここまで露骨に言ってくると逆にミスリードではないかと思うんですが。失敗した後に沙都子と別の世界にいった梨花が沙都子を探しに行く展開もアリじゃないかと思うのよ。ただ残りの話数でそれができるかどうかという問題がある。
なんか最近“卒”が卒業じゃなくて兵卒的な意味の気がしてきた。普通にエヴァもさよならだったし卒業が一番なんだよね、業から卒だし逆にしたら卒業だし違和感はない。だからこそ違う意味をぶち込んでる可能性というのもなくはないんだよね。卒が解答編なのかどうかということから疑わないといけないのかな。当たり前を疑うというのが大事なのかもしれない。
というか「梨花より後に死ぬ」というルールがどの程度の後なのかでかなり変わってくる。だってシャンデリア百合心中はほぼ同時なわけじゃん、ちょっとタイミングとか当たり所が違ったらアウトだった可能性だってあるのよ。そう考えるとあんな死に方するとは思えないんだよね。まぁ最初だったしよくわかってなくて運がよかっただけなのかな。
みんなのヒロイン鉄平おじちゃん
今回の沙都子はかなり悪いことしましたね。「雛見沢のみんなにいじめられているから守って欲しい」とかいう事実を織り交ぜた話になってる。これで沙都子を守ろうとする鉄平VS沙都子を守ろうとする圭一のバトルになるわけだ。同じものを守ろうとして戦うという地獄絵図。魅音の時も結構ひどい感じでしたが、こっちの方がひどくなるんでしょうね。
入江がしゃべってないの怪しいな……と思ったけど関さんコロナだったね。確認したらちょうど1年前なので関係ない可能性もあるけどさ。やっぱり沙都子以外に黒幕いそうな気がするんだけど、誰だろう。ここで再び鷹野さんだったらある意味すごい。
ところで「猫のいないカケラ」とはどういうものなんだろう。後で死んだら梨花と同じカケラに行ける、つまり先に死んでしまって違うカケラに行くというのが露骨な敗北ルートなんですが、梨花のいない世界ということでいいのだろうか。女王感染者がいないことになるのか、鬼隠しがない状況なのか……どうなんの?とりあえず悟史が発症しなければ一緒に暮らせるわけだし、鉄平も優しくなったならもう虐待はないし、魅音には圭一、詩音には悟史、レナの父親問題も解決してるし……あれ、もう梨花のいない世界に行った方が平和になるのでは?と思ったけど鉄平は優しくなったけどおばさんは優しくなってなかった。やっぱり沙都子が違うカケラへ行ってしまって、梨花が取り戻しに行く展開が一番平和な気がする。
個人的には複数同時発症が見たいところである。綿明しで詩音魅音同時発症に期待したんだけどなぁ。発症者同士の戦いというのも楽しいと思うのよ。まぁ沙都子がある意味発症してるようなもんだけどさ。