【鬼を継ぐもの】ひぐらしのなく頃に卒 第5話 感想【綿明し編 其の弐】
いよいよ来ました綿明し編其の弐。便槽の真実は次回ですね。今回は今回でちゃんとやってました。
まずは問題児沙都子
いや、もう問題児とか言うレベルじゃないんだけどさ。食べ物を粗末にしちゃいかんだろ。だいたいカレーにあんな事したらカレーガチ勢の先生がキレるだろ。なぜキレなかったのか気になる。鍋倒したり塩や砂糖を大量に入れたりして完全にカレーを潰しに来てる。やはりここで先生に潰されないのは不自然なのよ。これはループの中で掴んだ知恵先生の弱みを使ったに違いない。圭一にキレた先生が沙都子にキレないのは違和感あるからね。なにか弱み握られて沙都子に強く接することができない状態にあると考えれば自然である。そして沙都子にはそれを調べるだけの時間的余裕もある。
そう考えると大人たちの弱みを握っててもおかしくないのよ。北条家ということもあってあんまりかかわりたくないのもいるだろうし変化球的な沙都子の動きがあっても不思議ではない。そもそも知恵先生は分校のことで圧力かけられてたから圧力には弱いはず。
そして発症者の魅音さん。
やっぱりあれは普通に魅音だったか。魅音が詩音を演じて気持ちを伝えたわけね。そこに詩音が乱入してきて疑心暗鬼……と。まぁ自然にある流れよ。NTRを心配したって展開なんだよね。こっそり二人であってたら信用できなくもなるか。園崎の立場があるし発症しなかったのは秘密に近いからだと思ってたけどそうでもなかった感がある。ばっちゃにスタンガンやった後、本当に何もしてないのか確認してたし内心では疑ってたのね。その割に目明し編では「園崎家は悟史君には何もしてないと思う」とか言ってたのか。まぁ発症効果で疑うようになったとしても不思議ではないので問題はないかな。たぶん普段の魅音ならちゃんとばっちゃの言うことが本当かどうかわかるんだろう。それが発症してわからなくなってる。
魅音が発症して厄介なのは園崎の力が使えること。詩音はそこまで知らなかったから建前が中心になってたんだよね。魅音はガッツリ知ってるから御三家側からアプローチできるのは強い。今回は御三家側も発症しまくってるけどRTAだったからどこまで描かれるか不明だもんね。
今回の犠牲者、詩音
俺のヒロイン詩音が一瞬で退場してしまった。普段は弱いから仕方ないよ。迷いがなくなって特攻しだしたらやばいんだよ。魅音も発症によって特攻しだしてえぐい流れになるだろうけど、こういう“迷いを消したらヤバイ”というのは“迷ってる間は弱い”だからね。ガンダムだとアスランとかアスランとか。
殺した後に素に戻るのは姉妹でしたね。詩音も沙都子を殺した後に悟史君のこと思い出してた。そしてそのままラストの流れになってた。詩音が発症したときは仕留め損ねたとはいえターゲットは確実に攻撃しきってたから魅音もガッツリ攻撃していくと思うのよ。
祟りの真相へ攻撃を仕掛けようとするのも姉妹一緒でしたね。“圭ちゃんとの仲を守るため”の行動であり、圭一自身を守るために祟りを防がないといけない。やっぱり愛で動くんだね、園崎家は。今回で魅音の評価も上がりそうなんだがいったいどうなるか。というか沙都子以外に評価下げる人がいそうにないのがなぁ……。
解で「園崎家は何もしてない、ブラフだけ」って言ってたけど今回はそれを疑って御三家へ攻撃していくんだろうな。そう考えると殺した後便槽に捨てた可能性と、スタンガン後にそこで溺れさせた可能性の両方が出てくる。恨みによる犯行だからえぐいことしてても不思議じゃないんだよ。詩音も沙都子に対しての行動が一番ひどかったからね、スタンガン→便槽もあり得る。次週答えがわかると思うと楽しみです。
