【最終回】ラブライブ！スーパースター！！第12話 感想【目指せ優勝】

なんか間空いてじみに長かったラブライブ！スーパースター！！もいよいよ最終回。オリンピックなかったら1ヶ月くらい早かったんだよね。

正直、あんまりだったという感じ、個人的には星2.5くらいの評価。いい素材あったのに活かしきれてないところが目立ってしまってどんどんマイナスになったなぁ。理由はちょくちょく書いてるのでこの先で。

今週のサブタイトル

ガッツリ虹色で開幕にぶち込んできた。アバンもなかったので普通に練習からスタートでした。壁に穴開いてる感じで光を入れるということはしなかったのね。ステンドグラスタイプでも綺麗だと思うんだけどな。奥の光がしっかり差し込んでるからこそ文字の光というのも見てみたいだけだったりする。

最終回ということもあって内容は落ち着き目。かのんが練習を頑張ったところでμ'sの11話が頭をよぎるという。練習頑張るとダメになるってのはあるからね。ここでダウンラストもありえたからちょっと期待した。

東京大会の概要発表

本番はクリスマス。いや、こういう日程は先に出てる物でしょ。ラップとかソロとかそういうのは後からでもいいけど日程はなぁ……。しかも配信ときた。自由な場所から自由に配信していいという。これは通信設備が安定してるかどうかが勝負になるぞ。4Gより5Gだしなんならwifiの方がいいまである。通信障害が終わった瞬間におわるよね。先日ドコモで起こったからすごく気になってしまう。そういう意味ではタイミングが悪いか。カメラとマイクを分離してドローンを使うという手もある。お金ある方が演出もできるという金持ち有利な状況はかわらないか。まぁ主人公たちはお金関係なくヤバイステージで踊るんですけどね。

地区予選突破も伝えてないようで家族からも祝福されてた。相変わらず父親は顔が出ない。これは昔からずっとそうだよね。荒ぶるパパンが見れるのは2期かな、あるかわからないけど。

他の生徒も協力してきた

「1年だけだから大会に勝てない」これは失念してたけど当然だよ。というかこの設定もっと早く出そうよ。大会やコンテストで勝てない現状があって生徒数が伸びずにみんな落ち込んでるところにLiellaが出てきてみんなが応援してくれるようになった、という設定の方が自然なのよ。地区予選突破した程度で増えるような入学希望者とか不安になるよ。優勝してもダメだった学校だってあるんですよ？まぁあそこは交通の便が違うし、なんだかんだ日本人の10人に1人は東京にいるからね、かるく動くんだろう。

あと音楽科が空気よね、生徒会長選挙の直後から完全に空気。なんか素材を活かしきれてない感じが強い。それぞれが強いのはわかったんだけど千砂都のように特化型はいるんだよ。自分が上手いのと教えるのが上手いのは違うから音楽科の生徒にレッスンしてもらう展開とかあってよかったと思う。共闘すると言いつついつもの神モブしか出てこないのはなぁ……。音楽科と普通科という設定をもう少し活かして欲しかった。

生徒が作ったステージへの道

地元の人に協力してもらって外にステージ作ってた。体育館と外だと寒さ違うから衣装の防寒能力違うと思うんだが。こういう直前変更に対する準備とか滅茶苦茶気になるよ。特に今一気に気温下がってるから本当に気になる。急に寒くなると大変なのよ。

この光の道もろうそくなのよね。たぶんアロマキャンドルだけど、あの持ち方じゃ持てない。私もやったことあるけど最初はいいのよ、全体が解けたあたりで持つの厳しくなってくる。せめて手袋か何かをしてから持ってほしかった。たぶん綺麗で演出的にいいからそういうリアルは捨てたんだろうな。

走り抜ける勢いは良かったよ、雪かき思い出したけど。雪じゃなくて光でスノハレを思い出す展開にするとは。ただスノハレなくてここが評価対象かというと違ってくる。やっぱりオリジナルでいい要素が見たいというのはあるね。過去作思い出して感動では限界があるからオリジナルで行ってほしかった。

そして2位

これは大満足です。上手くいかずラブライブはここで終わるといういい流れ。くやしさをばねに進んでいくというのはいい展開なのよ。常勝では描けないくやしさというのがあるんだけど……それを最終話でやるか、とは思う。全国大会的に考えると東京大会からの全国出場は2チームくらいあっていいよね。甲子園だって東京代表は東西で分かれてるんだしラブライブもそろそろ東京大会から2チーム進出にする方がいいと思う。参加人数がどんどん増えてるということでそういう道もあると思う。

なんかこう……残念なところが目立ってしまった最終話という感じがしてる。家にお金がない問題も生徒数の問題も地区予選突破で解決してしまってあっさり感があって嫌なんだよね。家のお金の問題が必要だったのかは疑問だけどざーさん再臨でよかったとは思う。

「新設校で1年だけだから勝てない」というのも「普通科と音楽科」というのも今作にしかない特徴だったからもっとうまく活かせなかったのかと思ってしまう。特に前者は最終話で言われるまで気づかなかったからもっと早く活かせたんじゃないかと思う。私の気付かないところに気づけるんだから、私の想像くらい超えて欲しいと思ってしまうんですよ。

「進級できる」という利点は2期があれば活かされますし、「後輩が追加できる」というポイントも活かせる可能性がある。ただこの作品はスーパースター、最終話でステージのテーマにもしたけどあくまで☆なんだよね。5人以上になって綺麗な星ができるかどうかという問題が強い。2期あっても5人で行きそうだけど、そろそろ音楽科が千砂都みたいにコンテストで結果残してきてラブライブの重要性が下がりそうなのが怖い。進級できる利点と、他に生徒が集まる要素が増えてしまうというマイナスをどう調理するのか……2期があればそこに注目しながら見ていこうと思います。まぁ一応生徒数の問題が解決したというので次の問題をどうするのかが一番の問題だと思いますけど。

本記事の画像は「ラブライブ！スーパースター！！」第12話より引用しています。