【つりキャン△】スローループ 第3話『ありがとう』 感想【小春ちゃんの手作り弁当売ってくれ】

いきなりの重さから始まる第3話。やはり釣りには重りが必要ということなのか。

みにひー

「やまひーじゃなくてみなひー」と言ってから○○ひーという呼び方をつかうようになった小春。ちっちゃいからミニひーとはシンプルでわかりやすい。子供の時は可愛いね、と言っても大半の子供は可愛いんだよ。産まれたてが一番ブサイクまである。何で産まれたてってあんなにブサイクなのか。なんか1歳かそこらでぐっと可愛く顔が整うんだよ。それまではなんか押しつぶされた顔って感じ。動物だと生まれて数時間で走り回れるのに人間は動くことすらできないどころか首が座ってない、ということで生理的早産って言われてるんだよね。他の動物ならもっとお腹の中で育ってるぞ、ということである。確か1年くらい早いって話だったからそう考えるとぴったり一致する。やっぱり1歳くらいからがちゃんとするんだね、いろいろと。

小さい頃の小春

小春だから小さい時でも小春なのね。あっさりながしたけど交通事故で亡くしてたとかいう過去。いきなり消えることがあるとはいえこの年でいなくなるのは……。有名どころなら上級国民で、最近ならインコと交通事故によるで親子が亡くなってるよね。ひよりも言ってたけど、心の準備ができる時点で病気とかの方がマシなんだよね。あくまでマシというだけであって遭遇しないに越したことはない。まぁいつか来るとは言え子供が未成年のうちに亡くなるのはほぼないからね、ほんとにない方がいい。

ひよりの方の視点はいろいろあったけど小春の方は特になかったからな。この過去があると一気に元気っ子の闇が見え始めた。これだけ元気に過ごすのは父親を元気づけるためな感じがしてきた。その辺でかなり闇っぽいのよね。小春側の掘り下げはどこまであるんだろうか。

家族の仲を深めるために釣りに来た一行

まだ知らないおじさんorおばさんと一緒に住んでる感じのひよりと小春。つり&キャンプということで釣りバカもやってきた。この人本当に釣りしか頭にないからなぁ。子供たち任せて釣りを優先するとかいう罠。仲良くなりたい組み合わせというのをガン無視してる。まぁそういう人がいる方が外野は仲良くなったりするんだけどね。あからさまに仲良くなるように……って感じだと逆にやりにくい。

新しい家族の問題なのに釣りさえあれば出てくるおっさんのおかげで容赦なく3人での活動ができるようになってるよね。そういう意味では釣りバカの存在というのは大きい。物語の展開としてはすごくいい人なんだよ、物語の展開としては。

デート

山にある湖での釣りにボート使ってた。そういえばそういう釣りもあるんだよね。でももうデートにしか見えん。そしてていぼう日誌のおかげで小春の腰の物が何かわかる。湖でもちゃんと対策するんだね、と思ったけど湖の方が危ないのか。塩が含まれてないから沈みやすいのよね、ちょっとだけ。海はその分波とかあるからなぁ。そう考えると波があるくらいのでっかい湖が一番危険なのかな。琵琶湖でも普通に波あった気がするんだけどどうだっただろうか。もう忘れたんだよなぁ。

360度水ということで魚影を見て投げるのが基本っぽい。この辺は発見も投げるのも技術よね。いそうな場所とかも考えないといけないしただ投げるだけじゃないから大変そう。堤防も場所によっては実質360度だったりするけどここまでじゃないからなぁ。そう考えるとボートで釣るのもありか。船はもう沖に出ちゃうし釣る場所が違うからボートとは別物と考えてたりする。

お昼ご飯

小春ちゃんが一生懸命作ったお弁当。お弁当単品5000円、小春ちゃんとのおしゃべりアリなら3万まで出す。それくらいに食べたいお弁当。

“梅干しは食あたりがないから釣りのあたりがなくなる”とかジンクス的な話もしてた。この辺はもう思い込みよね。ジンクスって言ってもやっぱり無駄なのも多いのよ。日本だと死で４が悪いけど海外じゃ違ったりするからね。言語や国によって変わる物なんて信用できんのよ。そんなものをちゃんと信じる小春ちゃんかわいい。気にしなくていいよって彼氏ムーブ決めるひよりももう安定してきた。完全にデキてるふたりなんだよなぁ。

なんか花言葉の意味がありそうなシーン

すまん、何の花かわからない。花は詳しくないんだよ。

最近釣りが楽しいのは小春のおかげと気づいたひよりが感謝するシーン。まぁ伝えられないんですが……。ここがサブタイだったね。伝えないのがいいんですよ。伝えちゃうといろいろと変わったりしますからね。

やっぱり趣味を理解してくれる人がいるといいんだよ。一緒にできる人がいるってのは楽しい。私も昔はそう思っていろいろ突撃したものです。でも気づくんですよね、いい仲間を見つけるより危険なやつに遭遇する確率の方が高いことに。ということでやめるようになったことがあった。ここでは関係ないのでやめとこう。

雨降った時のひよりのフォローもよかったね。ちゃんと小春のことも考えて装備してるというのがいい感じ。最初から雨対策教えててもよかったと思うんだけど、山の天気は変わりやすいってこともあって難しかったのかな。単純に言いにくいってだけな気もする。ひよりはちょっと話すの苦手っぽいからなぁ。

共同作業

船でここまで寄るの不安だわ。転覆しないか心配になってしまう。ここまでしっかりよって釣るのは初めて……というより小春が釣るのが初めてだからね。いる場所聞いて準備して……ってところから一緒にやったのも初めてか。初めての共同作業は1話の時なのよ。ひよりが釣って小春がタモで回収した時。でも今回の方が共同作業感あったね。それくらいいい感じだった。

この場面のひよりの寄り方もいい感じ。タモを持たないといけないからちょっと距離とりつつ寄り過ぎず、フォローしすぎずの難しい感じ。なんかまだ密着するのは恥ずかしそうな感じがするのよ。ひよりはそういう所苦手だからなぁ。

幸せそうな小春

自分で釣った魚を焼いて食べてた。マジでしめるのどうしたんだろう。あれが魚料理の最大の敵だと思うんだけどなぁ。その敵がない状態で戦うとかちょっと物足りない。正直小春ちゃんはしめるの苦手な感じがある。まぁ慣れたらさっさとやるようになるだろうけどね。

みんなの料理じゃなくて自分のだけ先ってのもいいよね。焼き魚をこんな風に食べたことないからちょっとだけやってみたい。そしてデフォルメされてもしっかり寄ってる胸よ。谷間のしわを見逃すことはないのだよ。両サイドは壁っぽいからなぁ。

親子の距離

子守りをして食べられてない父親を気にするひより。子供の相手してると本当に食べられないからね。膝のところに乗るからまず邪魔なのよ。正面から食べることができない。ここからきつい。しかも子供はこぼすしこかすしいろいろとみてないといけないんだよ。子供のご飯のフォローしたことあるけど大変だったからよくわかる。自分のなんて食べてる暇ないのよ。子連れと一緒にご飯行く時は大抵先にさっさと食べて子供が食べ終わったころに連れ出して遊んでたな。子供の後に親が食べるから親が食べてる時間は子供と遊ぶのよ。そうした方が効率よかったりするからなぁ。

ここでひよりが頑張ってご飯渡すんだよね。でも子供が膝にいる時点で食べられないのよ。マジであーんしないと食べられないレベルでございます。まぁひよりはそこまで頭回らなかったんだよね。それでも新しいお父さんと仲良くなるために頑張った、そんなシーンでした。

眠そうな小春ちゃんかわいい

子供寝かしつけるって言ってるところでこれだからなぁ。ほんと可愛い。この小春ちゃんお持ち帰りしたいくらいに好き。どうでもいいけど抱っこしてる方の左脚長くない？絵で見るとちょっと違和感あるんだけど女子高生の体系とか考えたら自然なのかもしれない。

お腹すいたら元気になる子供と眠くなる子供の差ってなんだろう。その場にいる人のノリとか勢いとかあるのかな。遊んでくれる人が多ければ元気になるとかもありそうなのよ。たぶんその場の体力が影響してるんだろうけどね。

ここで二人に子守りさせないってのがポイントだと思うのよ。あくまでこのふたりと親の関係性の話だからここで下手に子供と関わるとまた別の流れになりそうなのよね。あとは父親が自分よりよその子と仲良くなったってのがひよりのとってのポイントになってそう。親子になった自分より仲のいい他人の子供ってことだからね。

恋する小惑星

星を見上げてた。恋する小惑星なら最初の約束の時かな。まぁひよりは髪縛ってて子供の時も女の子っぽいから勘違いされることはなさそう。今の方が男の子って思われることありそうよね。

釣りキャンプが楽しかった小春は秋にもキャンプしようと言い出すのであった、めでたしめでたし。

という第3話でした。親子の距離感が一番の問題だったね。やっぱり再婚での距離間は本当に難しいんだよ。ちゃんと事前に何回か会うのが基本だと思うんだけどなぁ。それはそれで物語として面白くないから仕方ないか。

なんかAmazonプライム会員だと原作1巻2巻とていぼう日誌の1巻2巻も無料だったのでおいとこう。2022年1月28日時点の話です。ていぼう日誌は2月4日までっぽいのでお早めに。

本記事の画像は「スローループ」第3話より引用しています。