【藤部長が恋しい】ハコヅメ～交番女子の逆襲～第8話 感想【後退中にシートベルト着用義務はない】

またもヤバイ警官が出てくる第8話。まともな警官はあのバイクの人だけだと思うのよ。他は全部ヤバイ。

今回のやばい警官は3人の後輩

これがヤバイヤバイ。藤部長に対して事実上の女性警官ディスり入れるからなぁ。「力のない女性警官が現場にいるとフォローで大変だからデスクに居ればいいのに」みたいなこと言うのよ。流石の私でも否定したくなるくらいのアホだった。確かに犯人逮捕とかは力の強い男性の方が役立つけど、現場警官の役割ってそれだけじゃないでしょ。最初の方に子供相手の説明もやってたし、現場で話を聞くのも女性の方がいい場面ってのが多々あると思うのよ。それをスルーしてるのがやべぇ。

踊る大捜査線は何も隠さずに出てましたね。事件は会議室じゃなく現場で……という感じのセリフよね。結局室井さんの指示を聞いて突撃する最初の映画の事よね。なにも隠さなかったってことは許可取れたのかな。同じ警察を舞台に作品だから許されたという感じかな。だいたい他作品の話って何かしらぼかしたりするからストレートに出てくるときになるようになってきた。

ヤバイ警官とペアになってしまった川合

あぁあ、やっぱり貧乏くじ体質だったか。まぁ作品的に面白くなるからここに来たんだろうけどさ。他の交番で勤務ってどのくらいの範囲でやるんだろうか。警察署ごとで区切ってるならその中の交番ならどこでも配属の可能性あるってことかな。そういう配備とか仕事関係のことはわかんないんだよね。まぁわからんままでもいいんだけど。

しかしこの警官も一人で警察の評価下げる勢いで突撃するからなぁ。こういう警官に会ったら嫌いになるという典型。警察の話し方って高圧的なこともあるからね。職質と化されたことないからわかんないんだよね。ここ10年、警官と話したのが落とし物届けた時だけだからなぁ。その前は交通事故の同乗者だったっけ。穏やかというか普通に親戚のおっさんくらいの距離の人たちだったから悪い印象はない。

高齢者の運転に注意する警官

“シートベルトをしていない”ということで声をかけていた。しかしこれ駐車スペースから出すためのバックの時なんだよ。シートベルトとかチャイルドシートには例外規定があるんだよね。

『宮崎県警察本部|全席シートベルトの着用を』にもあるんだけど、運転手がシートベルトをしなくていい場合として“自動車を後退させるとき”って書いてあるのよ。後退させる時点では注意しなくていいの前に動かすときにつけてなかったら注意しなきゃいけないのよ。後ろ向かないといけないしシートベルトしたままじゃ見にくいから外していいよってことでしょう。バックだとそんなにスピードが出ないということも理由だと思う。他にもいろいろありますが、一度読んで欲しいのでここには書かないことにします。他の例外が気になる人は上記のサイトをご確認ください。あまり見ないんだけど萬田金融でめちゃくちゃ覚えてるセリフがあって「法律は弱いやつを守るんやない、知ってるやつを守るんや」というのがある。知っておいて損はないから一度読んでおくといいのですよ。

暴力団の若頭に喧嘩を売った警官

今まで弱そうな人ばかりに攻撃してきたからここで一気にピンチになる。弱いものに突撃してた分ここで動かなくなるんだよね。典型的な弱い者いじめの警官で最悪さがMAX。川合が暴力団員の方に同意するくらいのダメな警官だった。マジでダメダメすぎて逆に面白い。流石にここまで綺麗なやつはいないだろ、と思うのよ。今までの警官は割と良そうで少し誇張してるかな……という感じだったけど今回のはほぼ誇張じゃね？くらいの勢いがあった。タバコのポイ捨てだけどさすがに投げたやつ見るでしょ。タバコしか目に入らないとしたら流石にやばいよこの人。

暴力団の若頭VS警察の若頭

この辺から完全にギャグパートだわ。今までは割とシリアスな感じになってたけどもう完全にギャグ。川合が「警官にはカメラ向けるけどヤクザには向けないのね」って思ってたけどそりゃそうだろ。警官はカメラ向けても反撃してこないけどヤクザは反撃してくる可能性があるからね。その部分の怖さというのがあるからカメラは向けないんだよ。まぁ現代くらいみんなが持ってる状態になったら手に持ってても違和感ないんだろうね。広角レンズも結構増えてるから上向きでも普通に撮れそう。

ぱっと見アフロたちがや意見だとは思わないでしょ。緊急走行の覆面パトから出てきたから気づくけど、制服警官いなかったら通報案件だわ。優太くんに話しかけて通報された二人だから通報されても何の疑問もないんだよ。

間にはいる藤部長

さらっと同僚をディスっていくスタイル。相手に同意して仲間の空気を出しつつ同僚へのストレス発散を忘れない。「家にストレス持って帰りたくない」的なことも言ってたからね。この人本当にナチュラルにストレス発散かましてくる。タバコのポイ捨てまで見てたってことは最初から見てたってことかな。いつもペアといるのに一人でいたのも気になるんだよなぁ。心配で川合の後をつけてきたと思うとそれはそれで藤部長かわいい案件になるのよ。

この人たちちゃんとしたツーブロックよね。アフロのはアフロが強すぎてツーブロック感が薄いんだよ。警官の髪型も自由だと思うけどアフロはあれだと思う。そういえば藤部長も警官としては珍しい長髪らしいけどどうしてだろう。警察学校時代は短髪だったから何か理由あると思うのよ。

心の声

野郎同士のめんどくさい戦いを止めるのは女性の方がいいという話だった。無駄なプライドとかあると本当にめんどくさいんだよね。警官とヤクザとか見てる人たちへのアピールも含めて本当に引けないんだろうなぁ。昔居酒屋で吐いた人がいてさ、女の人の靴が汚れちゃったのよ。その人がグループ唯一の女性だったから同じグループの男がヒートアップしてた。本人はもういいって感じで納得してるのに野郎が暴走してて収拾が面倒だったことがある。ほんとに野郎の無駄なプライドは面倒なのよ。その辺捨てると楽に生活できるよ。

後半は副署長がカッコいい話

副署長の声はケンコバなんだよね。ゆっくり低い声はしっかりしてるけど感情出たり勢い付けるとやっぱり浮いてしまいますね。声優ではないので仕方ないけどもう少し演技の幅というか感情の付け方を覚えてくれた方が違和感なく見れる。まぁすべての声が違和感しかない役者さんもいたりするしケンコバはかなりマシな方。感情乗せた時って楽しめる所だからそこで違和感出るのが残念なだけよね。年齢的にもここから声優の技術をあげるのは大変だろうけど、もししっかりと成長したならガッツリ応援できる。ケンコバとか異種族レビュアーズの前番組でみたくらいだからなぁ。あれほんとやばかった。地上波チキンレースのあの作品の話はここではカットしよう。ほぼ放送禁止だから仕方ない。

仕事は3人一組だった

警察学校時代の嫌なセンパイも一緒という罠。これは川合にとっては地獄よ。藤部長と一緒に居るのがどれだけ幸せなことか思い知ってそう。

1㎞くらいダッシュすることになってパトに乗りたいとか……。流石に1㎞は文句言わず走ろうよ。5㎞とかになったらクレーム言っていいんだけどさ、1㎞って割とすぐでしょ。装備は重いと思うけどそこはさすがに……。というかパトロール方法ってなにかルールとかあるのかな。この人たちパトカー乗ってないのよ。そういえば正義感がなかった回で川合の免許がなんたらかんたらと言ってた気がするけどその辺関係あるのん？パトカーの運転に必要な資格を持ってない的な。3人とも若いからその可能性もあるのね。緊急走行とかあるし一定の技術ないと運転させてはいけないのは納得。

一人で話す川合

騒いでる女の人を落ち着かせるためにひとりで話しかけることになってた。藤部長ならどうするかを考えたってことだけどそれはそれで正解だと思う。頭の中に何かキャラクターを召喚して喋らせると楽なことがあるんだよ。演じるときも楽になるよ。

警察に襲われると騒ぐ女の人に話をするのは女性警官じゃないと困るよ円。こういう所でも女性警官に助けられてるのに冒頭であんだけディスったのがよくわからない。やっぱりアホなのか。わからないと言えば女の人の顔。薬やってた人かと思ったよ。顔の違いなさ過ぎてわかんないんだよね。もう少しわかりやすくしてほしい。

副署長襲来

包丁持ってました。男を殺して自分も死ぬつもりだったそうな。副署長がしっかり気づいてくれた。気づいてないと刺されて殉職だからね。そんなことにはならなくていいんだよ。ちゃんと警戒してないとこういうことになるという大事な話。警察官にとっては大事だろうね。油断したら殺されるとかたまったもんじゃない。たぶん普段の服も防刃くらいのこうかはある……というかチョッキっぽいの着てるよね、防弾か防刃かわかんないけど。ただ首が丸出しだからそこを狙われたら終わる。首までガードするのも大変だしなぁ。いろいろと警官も大変なことがあるのね。

ヤバイ警官登場と副所長が株をあげた回でした。藤部長はやっぱりかなり有能な人だったのね。次回いつものペアになった川合が安心するのかどうかも楽しみにしよう。

本記事の画像は「ハコヅメ～交番女子の逆襲～」第8話より引用しています。