【15周年】コードギアス 反逆のルルーシュ 第12話 感想【初見組】
ここから第二部な感じもある第12話。いろいろ出てきて面白くなってまいりました。
どうでもいいんだけど2022年でも15周年使っていくかどうか一瞬考えたのよ。タイトルの15周年初見組が年組で揃ってるから今後も行こうと思います。続編が再放送された時にどうするかはその時考えよう。
作戦会議なブリタニア側
ナリタ以降の流れとかいろいろと整理してた。というかこの立ち上がった人さ、確実に内通者でしょ。わかりやすすぎて逆に怪しいと思うくらいに内通者してた。占領地域の反発があるからそこまで強く押さえつけることはやめておこうってことね。飴と鞭は使い方なんだよね。日本なんて天皇家残ってりゃ大丈夫でしょ、第二次世界大戦の結果的にそう思ってしまうぞ。そもそもコードギアスの世界の天皇はどうなってしまったのか。元々なかった世界なのかそれとも……。万が一手を出してたらそりゃ反発強いわ、と思う。それどころじゃない問題があるんだけどね。
「ナンバーズの統治はナンバーズで」って言ってたけどこれは戦後の日本の統治だね。ドイツも日本も無条件降伏だったけどドイツは統治する政府がないという判断で連合の直接統治、日本は統治する政府があるから関節統治的な感じになってたんだっけ。一応日本式の戦後統治という認識でいいっぽい。まぁ統治方法よりもナンバーズという奴隷扱いが問題だよね。普通に国認識でいたらそこまで問題はなかったと思う。奴隷というか殺してもいい存在みたいになってるのが問題なんだよなぁ。統治方法はおまけでしかなかった。
懐かしのBIGLOBE
今どうなったんだろうと思って調べたらまだあったわ。ビッグローブ（BIGLOBE）
ガルパンのサークルKサンクス的に消えたと思ってたぞ。検索サイトとか有名なところしか認識しないからなぁ。2000年代で大きかったというかコラボとかしてたのはここの印象。そもそもコラボ自体少なかったから他がどうしてたか知らないけどさ。
さて、今回シャーリーという名前をようやく覚えた。あんまり名前呼ばれないし覚えてなかったんだよね、来週まで覚えてるか謎だけど。ルルーシュのことが気になる乙女なシャーリーさんはお父さんからもらったという理由でデートに誘おうとしていた。この子ずっと乙女やってたからなぁ。「ナリタよりルルのことが大事」って言うくらいに恋は盲目。こういう戦いと関係ないキャラ大事よね。学生なんて自分が世界の全てくらいに思っておけばいいんだよ。
黒の騎士団でも軽いもめごとが起こる
お金担当が浪費家とかもう終わってるでしょ。部下にいい所を見せたくておごりまくってるとかもう……。どういうお店に行っていたのかまでバレてる時点で団員内では有名なことだったんだろうな。仲間ではなく部下という認識のゼロだけ知らなかったということか。
そしてキョウトから連絡が来たということでいろんな援助を受けることができる可能性があるから喜んでた。まぁどうせ会う日がシャーリーとの約束の日なんだろうなぁと思ったらその通りだった。これはもうお約束よね。
キョウトより問題なのが黒の騎士団のリーダー問題。元々カレン兄がリーダーだった部隊の残りが幹部やってるからゼロに対する信頼のなさはあるんだよね。カレンは異性としてみてるからその辺帳消しになってるけど他のメンバーの想いはいろいろあるようでした。まぁ勝てる存在となると従わないといけないし、自由にできる物が増えれば自分で使いたいと思うのも納得の流れではある。元お金担当が何かやらかしてくれないかに期待しよう。
救助活動中のスザク
ランスロットを使って救助してた。といってももう死体ばっかりなんだけどね。遺体の搬送場所とか「顔が確認できる遺体は……」的に場所を指示してるのよかった。ごちゃまぜにされたらわけわかんなくなるよね。顔さえわかればまだ何とかなるんだよ。顔がなければ後は性別とかで何とかしないといけないからね。焼死体なら歯が有名だけど今回は土砂崩れだから顔が無事じゃないってことは外れてそう。埋もれたのも助けないといけないしその辺を考えると人型兵器の平和利用という点で有効な使い方。
“死体探し”ではなく“救助活動”といったところにスザクらしさが出てるね。なくなってても人として対応するのがメインだろうけど、せめて遺体だけでも回収した方がいいって考えも足されるんだよね、東日本大震災の後だとさ。遺体すら見つかってない人がまだ数千人いるわけだし、遺族の人からするとせめて……って思ったりするって聞いたから。本放送時は東日本より前で中越の後だからそこまでの思考は入ってないだろうけどね。いろんな経験をすることで同じシーンでも違う感想が生まれたりするのよ。だからこそ時間を空けて同じ作品を見ることは大事なの。まぁ私は初見ですが。
現在の富士山
この下にあるサクラダイトが原因で資源戦争吹っ掛けられて制圧されたという話。もはや忘れてたのか初説明なのかすら忘れた。それくらい興味ない部分だったな。なんか戦争仕掛けられて……って感じだった。中東の方に行ってたけど中国は元気ということはサクラダイトがある方を優先的に侵略してる感じか。名誉ブリタニア人大量投下して戦争させればいいのに。奴隷と敵にぶつけて人口減らすのが一番早いと思うのよ。こう考えると前任の人は比較的優しめの統治だったんだね。普通の統治がひどいからちょっとひどい統治が優しいになってしまう罠。もうあぁいう家というか国だからどうにもならないんだろう。
キョウトからの手紙によってここまで誘導されたゼロ達ではあったが、ここに来た時点で相手のめぼしはついていたんだろう。「キョウトからの使者」というサブタイを考えるとこの人が本体じゃなくて幹部の一人的な位置でしょうね。
そしてゼロの素顔を見せろと言われる
まぁそうよね。こういう秘密組織だと相手のことを信用できないと内緒の話はできない。信じるに値する人物かどうかを見極める必要があるということ。ここでもカレンがメイン盾として活躍してた。この辺は完全にゼロを妄信してる状態のカレンさんですがこれはいつまで続くのか……。なんか最初に信じた人が最初に疑いそうで怖いんだよね。全体が信じ始めた頃に疑ってくるタイプな気がしてる。好みじゃないヒロインだと悪役にしたくてたまらない私の性格が問題でしょうけどね。そもそもルルーシュが悪役でもあるからなぁ。
「ゼロじゃない！」といいだすカレンさん
黙っとけよ、ゼロの作戦かもしれんやろ。なんでわざわざ本人じゃないって言ってんだよ。やっぱりカレンも顔見たかったんだろうけどゼロの考えを読むということができてないし想像することもできない時点で脳筋組だったわ。ここはマジでちょっと待てという感じになった。カレンだからいいけどシャーリーなら黙り込みそう。そういうタイプの違いはある。
まぁ事前にCCに頼んでた時点で入れ替えはわかりやすかった、視聴者的には。迎えの車が来た時点ではルルーシュだったからどこで入れ替わったんだろう。トランクにでも入って基地まで潜入したのかな。あそこからここまでの潜入ルートが非常に気になる。
本体はメカの中でした。
やっぱりか。こういう出方になるのは予測できるからこそ対応がしやすい。ゼロの言う通り古いやり方なのよね。というか相手がルルーシュの知り合いとかなぁ。顔は見せなくてよくなるし、支援もたっぷりもらえるという一石二鳥な相手。まぁこれはルルーシュ自身がブリタニアに恨みがあるということを知ってる数少ない人間だからわかるんだろう。ある意味そこにいるのがピッタリすぎる人だけど物語が面白くなりそうなので気にしないでおこう。ご都合主義も面白ければいいのだよ。
そんな売国奴とまで言われつつレジスタンスを支援してたおじさん。まぁ生き残るのはこうやるしかないんだろうなぁ……という感じがして好き。まぁ死にそうだけどね。ブリタニアも怪しい人物をもう見つけてるみたいだしこの人のところまでくるのも時間の問題だろう。徐々に積み重ねたものがあるからあのおじさん派続編行かずに死ぬと思ってる。
シャーリーの涙
大満足で帰ってきたルルーシュが出会ったのは泣いてるシャーリーだった。ナリタの件に父親が巻き込まれて死亡した……と。これはいい展開である。今まで正義で敵を倒すことしか興味なかったルルーシュだけど下々が死ぬのは変わらないことを知ったわけだ。ブリタニア人からすると黒の騎士団のせいで死んだという認識になるし悪になる。弱いものを助ける正義と言っても死んだ人間の家族からしたら悪なんだよ。
1クール終わりというか始まりというか絶妙なタイミングで大きく動きましたね。物理的に動きやすくなったのに精神的に動きにくくなるいい塩梅。プラスだけだと物語は面白くないんだよ。ガッツリしたマイナスを乗り越えてこそ面白い。乗り越えるのか切り捨てるのか……その選択も面白いんだよ。
本記事の画像は「コードギアス 反逆のルルーシュ」第12話より引用しています。
