【鬼滅の刃】竈門炭治郎 立志編 第十六話 感想【自分ではない誰かを前へ】

母蜘蛛との決着がつく第十六話。思ったより早かったけど家族いそうなのでかなり時間かかりそうですね。というかまだOP変わらない……せめて映像だけでも変わると思ったんだけどもしかして最後までこのままとかあるのかな。

操られてる鬼殺隊と戦うふたり

こうなると完全に糸が見えるようになるんだね。描くのめんどくさそうだなぁ……という感じがすごいする。糸で操るから上からしかないのはわかるんだけどさ、刀振り下ろす時の勢いって重力しかないということでいいのかな。下から引っ張らないと振り下ろしの勢いない気がするんだけど……。横に振るか下から切り上げで威力出してるのかな。まぁそういうことにしておこう。

今回は善逸も完全にネタ枠だったし禰豆子も登場しなかった。完全にこの二人の戦闘でしたね。善逸はもうネタ枠としてしっかりしてるからそのまま突き進んで欲しい。若干不穏な空気があったけどあれは別の蜘蛛でしょうね。

ここは俺に任せて先に行け！

村田さんの素晴らしい死亡フラグ。この後伊之助にも「今度会ったら絶対殴る」とまで言われてしっかりとした死亡フラグを確立しておりました。もう一言あれば確実に死ぬと思うけどここまでだとまが生存の方も可能性あるのよ。「ここは先輩に任せろ」的な発言まで加わると確実な死になるんだけどなぁ。最近は死亡フラグ回避も増えてきたからこの程度ではまだ死ぬとは言えんのだよ。20年前なら確実に死んでるんですけどね。

あと伊之助と喧嘩したのもある。炭治郎と喧嘩したなら死亡確率上がってたよ。再会が屍で悲しんでくれそうだからさ。伊之助は死んでても容赦なく殴りそうな勢いあるからなぁ。お墓のこともあってそういう風に思ってしまうんだよ。ということで村田さんはたぶん生きて会えると思う。

操られた鬼殺隊

女の子でした。操り人形として使ってるから骨折も何もかも気にしない攻撃で操られてるのも苦しんでた。これは非道な攻撃ですわ。というかこの人たち羽織るの着てないよね。モブはそういうオリジナリティすら削除されてしまうのか。完全に量産の服で戦わされてるんだよなぁ。そういう意味では女の子という時点でいい感じなのかもしれない。

女の子が無理やり戦わされて苦しんでる時点でいいよね。逃げてって言いながら殺してしまう状況もあってすごくいい。こんなにいいポイントがあるとは思わなかったよ。正直禰豆子よりこっちの方が好きまである。というかなんか禰豆子好きじゃないんだよなぁ。なんか惹かれるものがないんだよ。見続けたらなぜかわかるかな。

母蜘蛛

前回も思ったけどやっぱりアリだよね。DV旦那いるならこっちおいでよ、と言いたくなるわ。今の所登場した女性キャラの中では一番まであるぞ。炭治郎と同期のと、柱のが残ってるけどビジュアルだとこっちが勝ちそう。しかもこの後の展開もあってもう1位は確定かな。家族ってことでたぶんラスボスが父親っぽいし、他の蜘蛛もいるから相当時間かかると思うんだよ。というより公式のキャラクター情報見る限りここが最後の山っぽい。そう考えるともう1位は確定かな。

使えない鬼殺隊は容赦なく殺すあたりは鬼よね。鬼としての冷たさより後ろの恐怖があったんだろうか。脅されて冷静さを欠いたという感じだったけど普通にやっても勝てそうにないのがなぁ。投げ上げて絡まっただけで行動不能とか弱いわ。やはり最初に出てくるだけあって蜘蛛の中でも最弱なのかな。

新しい操り人形

補完してある中で一番強いっぽい。クビがないけど倒され方的に鬼よね。こういうのしっかり確保してたのはえらい。他の鬼が縄張りに入ってきたのを処刑した感じかな。首をどうしたのかは気になるけど……というかこれが鬼かどうかすらわかんないんだよね。普通の人間ではないし鬼の可能性が高いだろうね。流石に人体改造はしないでしょ。鬼はどんどん体変わっていくのがわかってるけどさ。

伊之助と炭治郎の連携で普通に倒してた。近づくほど糸も太く強くなるから強いのを操れるということだった。上から釣ってる時点でなぁ……と思うんだけどたぶん他にも動かす方法あるんだろう。というか自分から糸を切ることはできないのかな。絡まった時に外せばまた使えたと思うんだよ。繋ぐだけで壊せないならそれはそれで不便な能力よ。

飛び上がる炭治郎

カッコよく決めてたよ。でか物を倒すときに炭治郎(禰豆子の箱)を踏み台に伊之助が飛び上がったから、「お前のできることは俺もできる」といった伊之助に飛ばされてた。伊之助素直にアホだけどその分使いやすいよね。マネしてくるしわかりやすいしかなり扱いやすい。伊之助のキャラももう確率してて扱いやすそう。あの刀だけは斬りにくそうって印象にしかならないんだけどね。

2本の刀で背中から切るシーンだとどうしても進撃の巨人を思い出すよね。この辺は仕方ないもんだろう。狙う場所は違えど似たようなもんだからな。というかCV松岡君で二刀流だった。そういう意味でも採用したのかな。

母蜘蛛の最期

DVとかあったようで苦しみからの解放で死を求めた。慈雨って言ってたから多分優しく殺すやつだろう。北斗の拳でいう有情拳よね。こういうのあるのいいね。攻撃だけじゃなくてちゃんをフォローするのがあるというのはいい所よ。

このラストで母蜘蛛の魅力がまた上がったよ。しかも死に際で思い出したのは母蜘蛛の母親の記憶よね。なぜそんなものを思い出したんだろうか。普通に考えて思い出すなら子供だと思うんだけど、子供も母親のことバカにしてたからなぁ。母親になった自分と自分の母親を比べていたということかな。

しかも最期に「十二鬼月がいる」という情報だけ渡していくという……。これは面白い。たぶん「強い鬼がいるから強い鬼殺隊を呼んだ方がいい」という意味なんだろうけど、この時点で炭治郎に柱を呼ぶ方法とかないのよね。実際はもう動いてるけどどうしようもない所に投げ込まれてる感じあって好き。

ようやく出てきた好きなキャラが即退場したけど退場も好きな感じだったので満足です。ところで累が幽遊白書のあの人にしか見えないんだけどいつか連想を断ち切ることはできるのでしょうか。

本記事の画像は「鬼滅の刃」竈門炭治郎立志編第十六話より引用しています。