【芸術VS煩悩】イジらないで、長瀞さん第12話 感想【愛ゆえに】

長瀞さんも最終話。予想通りにまとまった感じですね。

部長との対戦に向けて絵を完成させるセンパイ。

もう長瀞しかいねぇ。こんなもん出したら公認カップルだぞ。それでもいいんだろうなぁ。自分が一番書きたいのを描くのが楽しいんだしそうなると長瀞になってしまう。完全に恋愛しか頭になさそう。描きたいのを上手く描けるひとと描かなきゃいけないのをうまく描ける人って違うんだよね。私は前者ですね、模型ですが。作りたいのを作るのと作らないといけないのを作るのは全然違うのよ。それが趣味と仕事の差だと思う。

しかし他の3人もモデルやってくれそうなのに長瀞特化なの面白すぎるでしょ。どこにハマったんだ……センパイほどのDTならサークルクラッシャーになびいても、ヨッシーの気さくさにひかれても不思議ではないんだよ。長瀞ガードがあったから守られたのかな。あれがなければ翻弄されてたと思う。ロングに行くことだけはないのはよくわかる。胸が一番大きいとか特徴あればよかったのに、全員大きいからな。この胸の大きさだけはばらけて欲しかった。

番外戦術でトロキャットを召喚した長瀞フレンズ。事前に部長の絵を見て真っ向勝負じゃ勝てないことを悟った結果である。ゆるキャラで校内を支配するとか割と恐ろしい作戦だよ。長瀞のコスプレも強いんだよね、日焼けがさ。

高校生ってかなりノリが強い部分あるよね。だからゆるキャラとか流行らせたらマジで勝てると思う。その辺ちゃんとやってるのは流石サークルクラッシャーという感じ。考えながら一番いい所を狙うんだよね。というかこの着ぐるみどうやって用意したの？どこの部も文化祭で忙しいでしょ……と思ったらあれか、仲良くさせたサークルの人だ。あそこなんで仲良くしたのかと思ったらそういうことか。中身入れ替わりとかしてたけどやっぱり便利な道具として使うために利用したということね。それなら納得できる。なぜサークルクラッシャーが戻ったのか本当に謎だったからさ。

部長の作品は卑猥ということで風紀委員が没収してた。これのことだったのか。去年は後ろ姿だったけど今年は前。これは破壊力ありますわ。モデル本人が描いて本人がすぐそばにいるんでしょ？強いよ、間違いなく。昔から芸術なら結構フリーなところあるよね。ダビデ像とか股間丸出しよね。芸術と卑猥のラインはどこなのだろうか。どうでもいいけど石造とかで作った女体とかあるじゃん、薄いのが1枚ある感じのやつ本当にえぐいと思う。石だぞあれ、どうやってあんなの作るんだよ。何年かかっても自分ではできる気がしない。やっぱりリビドーのままに作ったのかな。他に具現化する方法ないから全力で作ったらあぁなった……というのなら納得できる。エロは世界を変えるからね。

不戦勝になりかけたところをセンパイや長瀞フレンズが援護して助けてた。まぁあのまま勝ちでは面白くない。ちゃんと助けに行くのはいい感じでした。まぁガモちゃんが最後に出ていくのかと思ったらヨッシーで終わったけどな。そこだけは不満よ。ガモちゃん後ろから煽って笑ってるタイプでしょ。まぁ最初の頃からわかってたけどさ。

罰ゲームのバニーコスはいいのか。これはこれで結構アウトだと思うのよ。というか部長はもう体が卑猥よ。何着てもアウトよ。バニーコスとか胸の大きさもあるのにいつ用意したんだろう。誰かが着る予定だったのを着せてちょっと胸が溢れてるくらいがちょうどよかったのにね。まぁ巨乳JKのバニーというだけで価値はあるんだけど。

後ろのトロキャットはあのデブが入ってるんだろうね。あいつ入ったあと入る気ないでしょ。汗の臭いとかすごそうだもん。夏服ということは夏だし着ぐるみは地獄よ。寒い時期ならまだしも暑い時期にデブに任せるとは……。というか残りの3人召喚できなかったんだね。サークルクラッシャーがうまく使えばやってくれたと思うんだけど。それともストーカーの件で脅したのか……。

ここ、走るときにセンパイの描いた絵が背景で流れるの好き。走馬灯みたいな感じにもなるんだけど、思い出が流れる感じで素晴らしい演出だと思う。センパイが長瀞だけを描いたのが活きてくるんだよね。ローマの休日でもそうだけど、最後に思いを馳せるの好きだったりするのよ。だからすごくよかった。

綺麗にまとまった感あるよ。Cパートは良かったけどおまけ感強かったけど。あれはやりそうだなぁ…くらいの妄想で終わっててもいいと思う。ラブコメとしてはいい感じではなかったでしょうか。

本記事の画像は全てアニメ「イジらないで、長瀞さん」第12話より引用しています。