シニャのアニメ感想場

好きなものを好きと語りたい。旧作や映画については別ブログがありますのでリンクをご覧ください。

24時~25時くらいにアニメの感想を書いてます。放送中から過去のまでいろいろ書きたい感想を書いていきます。

【色選び】やくならマグカップも第10話 感想【色塗り】

やくならマグカップも第10話。アニメの方はなんか総集編的な感じでした。直ちゃんを語り部にしてる感じでした。これはこれでよき。内容的には1位とも言っていいくらい好きなやつですね。

 

ブロガーなのか、記録専門なのか謎の直ちゃん。

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色が決まらないんだよね。わかるよ、悩む気持ち。造形できても色が決まらないことはかなりあるんだよ。これはモノづくりしてるとよくわかる。まぁ悩んでも必ず色は塗るんだし、失敗しても次に活かせばいいか、くらいの勢いでやる方が楽でいい。

先輩にアドバイス貰うも「土と対話して土に答えを貰ってるかな」とか「お絵描きや洋服選ぶのと同じだよ、るんるーって」とかもうね。やはり天才と天然にアドバイスを求めたのが間違いだった。感覚でやってると説明できなかったりするからね。有能な選手でも監督やコーチとして有能かどうかは別問題なのよ。その辺がでてきた感じがしますね。

直ちゃんが自習の時間に散歩で見つけたママンのを見に行って、結局マネすることに決める。そうよね、基本ができないと応用できないようにマネることって結構大事だったりする。プラモだと元の色が決められてるからその辺は楽だよね。完全オリジナルとなると結構大変なのよ。

ということでマネでもいいから色を決めた姫乃。

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勉強して、試行錯誤して、完成させていくのはよかった。これでいいんだよ、ちゃんと陶芸やってくれればいいんだよ。視点を直ちゃんにおいたからスムーズにいった感じはある。「誰かを楽しませようとして自分が楽しいのが一番」まぁそうなんだけどね。実際は難しい。これはアニメなのでリアルは無視して楽しさを追求して欲しい。

塗装の勉強から始めたのはよかった。なんか意味不明なこともあったけど、難しいということはわかったからよかったな。難しいことに試行錯誤して挑戦するということが大事なのでかなりナイスであった。

ほんと今回よかったよ。陶芸やった回はいいんだよね、ほんとに。

 

実写パートも色塗り。ここは合わせてきましたね。

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これは難しい。厚く塗らないのは基本なのよ。でも色を混ぜちゃダメなのと、重ねるのがありってのが難しい。重ねて色を表現するのがすごく難しくなるんだよ。単色でも水の量でグラデーションとかできるしそこに重ねとは……。混ぜたら塗る前に色見えるけど、重ねだと片方塗らないといけないからね。ちゃんと色のこと理解してないとできない。基本はあっても重ねる順番とかでも色合い変わるから本当に難しい。

3人はもう勢いでスタートしてましたね。これも性格出ますね。スタートが早い3人と遅い1人、全体を塗った2人と一部を塗った2人。

これね、全部塗らないってのも一つのポイントなのよ。素材の色も活かしてるから絵を描いたことにもなるんだけど、全体を塗ると塗り絵になるんだよ。そこの感性の違いがはっきり出てた。

個人的には少なく偏って描いた美海のセンスが欲しいかな。あのセンスは私にはないものなんだよ。もっと多く描いたりガッツ入り塗ったりしてしまう。ないことを知ってるから挑戦するけどあんまりうまくいくことはない。あの感性欲しい。花びらの大きさが統一されていたのがちょっと気になったくらいかな。

本泉はセンスというより丁寧。カレーの皿としても安定しててなんか面白味に欠ける。裏の字みて思ったけど、もうちょっと冒険した方がいいものできると思う。なんか丁寧に行こうというのが見えてしまう。カメラなしで自由にやれば光る可能性もあるぞい。

そしてバイカラーにこだわる若井。“ハートといえばピンク”をぶち壊していくのかと思ったよ。真ん中ハートだけどフチは違う色にしてた。あれは……あんまりうらやましくはないかな。

 

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パンツ?この辺かな

もちろんパンツじゃなくて陶芸の話です。悩みに悩む芹澤さんですが、私もスタートは悩む方なので気持ちはよくわかります。タオルで水か何か拭いた時は気持ちわかりすぎてやばかった。そう、必要ない必要そうな作業して時間潰すのよね。ただ塗らないといけないことを把握するとどうでもよくなるのよ。あと造形がいいものは何色塗ってもいいんだよ。その辺理解できると早いよ。作る段階から塗る色決めて進むのもあり。遅いってわかるとその分対応しようとするし、対応できるようになるのよ。

しかし、最後なぜ作品名を書き足したのか……。あれのせいで芹澤性格悪い説が出てきましたよ。実際どうかは知りませんが、作品名ありありなしなしだったのを、ありありなしありにしようとしたんだよね。なぜ3人目のなしが出た時点で書いたのだ。もしかして“私だけ書いてない”的な位置を狙ったのに3人目で狂ったからか……。でも芹澤さんが書くと3人目だけ書いてないってことになるんだよね。そうしようとしたと考えると、性格悪いんじゃないかと思ってしまう。

というか若井さんあしらい方わかってるな。「君色」の適当さよ。だいぶ前にタイルのお菓子食べてた美海が「みんなに食べて欲しい」と言った時に隣にいた若井さんが「それ砂糖だよね?」とすぐ回避してたのを思い出す。あの人回避能力高そうなんだよね。

 

ということで、アニメも実写も色塗り回でした。うん、陶芸やってる回は面白い。

 

本記事の画像は全て「やくならマグカップも」第10話より引用しています。