【姉さんに何をしたか詳しく】SHAMAN KING第11廻 感想【シャーマンキング】

蓮が父親を倒そうとする回ですね。

開幕から蓮MAXな感じはいいですね。「オーバーソウル超本気発揮モード！馬孫、発進！！」列車の中で考えたんでしょうか。気合いを入れないといけない名乗りだから自信満々で言えるものに仕上げてそう。こういう中二感あふれる蓮は好きである。技名とかしっかり考えてそうなところいいよね。

「兄弟そろって」で即姉の心配するのは蓮の良い所。そして捕らわれの道潤。「姉さんに何をした！」ほんとだよ、そこ詳しくだよ。やっぱり服は無事なのよね。蓮は容赦なく上半身裸だったけどな。この辺はコンプラ的な問題が出るのだろう。ドラゴンボールとかでも上半身の服が消えなくなったのはクレームのせいみたいな話を聞いたことがある。なんか下半身の服だけ残るのは変とかいうやつ。本当かどうかは知らないけどそういうの来てても不思議ではないと思える悲しい世の中。もっと自由にやってくれていいと思うんだよ。まぁ謎の光を入れるくらいだったら服をもう少し残して欲しいとは思うぞ。潤は髪型的にも隠せないからそこそこでいいと思うんだよ。

お父さんもなにか思いがある感じの「勝ったものが正義で負けたものが悪」という話。勝てば官軍ということだよね。これはよくあるので気にしない。そして今、道家は負けているという現実。負けてここまで追いやられたんだよね。そこを巻き返したい、勝者になりたいというのが道円の気持ちだろう。

「迷うから弱い」というのもなんかやらかしてそうなのがいい。過去の失敗を元に子供に教育してる感じはある。まぁ道家の没落が1代でのことではないと思うしなぜ父親だけここまで覚えてるのかとか気になる所はたくさんあるんだよね。正直、父親の過去より潤の過去の方が知りたいぞ。

空気椅子中に嫌な感じがする葉たち……まん太もトレーニングしている所か木刀の竜の空気椅子か、どこに突っ込めばいいんだろう。竜だけ難易度えげつないよね、片足でやるとか正気だろうか。カッコつけただけ、葉たちより鍛えたかった、とかいろんな理由ありそうだけど、どれだろう。ホロホロの妹がいればそこへのアピールって考えられるんだけどいたんだろうか。

そして馬孫の消えるネタ。「霊はこれ以上死ねませんから…ノリで」とか言ってんじゃねぇよ。完全にギャグ担当ではないか。よく蓮の元でここまでノリのいいのができたな。その前は道家に仕えてたんでしょ？絶対笑いとか許さない人だよね、父親。過去に笑いのセンスある人がいたんだろうか。確かにあそこは消えておいた方が成り立つから本当に完璧な消え方なのよね。というか霊が消えるってどういうことだろう。見える人と見えない人の違いじゃなくて、しっかり見えるんだよね、シャーマンには。そこから消えるというのがどういう仕組みなんだろう……という話。まぁノリで消えたということでいいんだけどね。

そういえば地縛霊は動けないとか言うけど馬孫は動けたね。浮遊霊でいいんだろうか。というかシャーマンの使ってる霊たちはみんな動けるんだけど、どういうカテゴリだろ。シャーマンに対する地縛霊的な存在だと思ってたんだけど、結構長旅できてるからかなり自由ありそう。シャーマンの近場しか行けないと思ってたからこれは驚きでもあった。ノリで限界を超えてきたと言われても違和感ないけどね。

父親を倒すことにこだわる蓮と諦める潤。「なんとかなる」がもう蓮にも浸透してるんだよね。蓮が囚われて10日、潤は20日もシャワー浴びてないらしいが、さすがに潤推しの私でも20日シャワー浴びてないのはＮＧである。シンプルに匂いやばいと思う。なんか使用済みパンツの話で“3日履き続けてください”って依頼にちゃんと答えたら最低評価つけられて“臭すぎる”ってコメントされた話があった。理想に生きすぎてて面白かった。現実はそんなに甘くないのよ。

そして出てくる五福星隊。戦隊ものですね。潤もパイロンを縫ってたから復活可能なんだろうな。血とか通ってない分ただ縫い付ければいいって感じがしてすごく楽そう。実際は血管やら神経やらいっぱいあるから本当に面倒なのよね。完全に繋がっても機能まで完全になることはあまりないんだっけ。

改造に改造を重ねた……とか言って出てくるのがキメラ。動物の力をつけないとダメということなのかな。たぶん人間とは違う筋肉を得ることが大事なんだろう。人間の筋肉は強化しても限界があるからね。ということはあのゾウの足をつけた人、鉄の塊でもぶら下げた方が効果あるんじゃないかな。象の足より鉄の方が重いし上部でしょ。周り覆っていいのになぜ生身にこだわるんだろう。武装つけた人もいたしあえて生身だけにする意味ないと思うんだけど。

助けられてもツンツンな蓮はさすがである。完全にツンデレやってます。潤がちょっと離れたところにいるのは臭いを気にしてるのかと思うとすごくいい。シャワーのこと気にしてたからやっぱり避けてたんだろうか。

そして語られる蓮の想い。「負けたままで生きていられるほど強くはない」ツンデレの鑑かよ。父親の教えのせいで間違ったことをした懺悔の意味も込めて父親を倒す……と。なぜあの親からこの子供ができたんだろう。完全にタイプが違うから育てる親違ったんじゃないかと思うんだよね。

「拷問なら望むところだ、ただし責める方でな」ノリノリの蓮君。これはもち霊が馬孫でも違和感ない。潤はどっちだろうか。家系的には責めだよね。潤を責めたいか、潤に責められたいかと尋ねられると迷うけど、蓮は責めたい、これは確定だね。

本記事の画像は全てアニメ「SHAMAN KING」第11廻より引用しています。