【いなかなのん？】やくならマグカップも第5話 感想【岐阜に城あるの？】

やくならマグカップも第5話『先生のひみつ☆』の感想です。なんか最近アニメより実写の方が面白くなってきた気がします。“混ぜるな危険”という意見は変わらずですが、なんか仕事で一緒にいる感強すぎて楽しくなってきた。

休みの日に先生を追尾する3人。

この人先生だったか。紹介あった気もしないではないけどすっかり忘れてた。無人駅&ワンマン電車の田舎コンボ。実際見たことないからわかんなんだよね。個人的にはガチの田舎は電車すら通ってないと思います。

さて、何も決めずに集まった3人だったが、部室に行くという選択を主人公が避けた展開なんだよね。前回のお茶碗の後にスランプに陥って逃げた……と。いや、カタルシスを回想で済ますな。スランプの部分ちゃんとやれよ。どんどん作るけどなんか気持ちが乗らない感じをうまくやればよかったのに。今回完全に実写パートなしでアニメ30分でやるべきだと確信しましたね。ちゃんとアニメ30分でやってれば盛り上がっていただろうに……。本当に企画倒れ感がある。

だってさ、モノづくりにつきものなのよ、スランプ。いいのができなかったり、いいのができても納得いかなかったり……いろいろあるの。それを回想で済ますのはないよ。一番落ち込める場所だよ？本当にもったいない。先生追跡に時間かけなくていいよ。もう話聞いた先生に連れて行ってもらう展開でいいよ。

先生が見たかったのはホタル。

うん、展開的にはいいんだよ？ちゃんとアニメで描こうよ。悩みの部分が浅いと解決したときの盛り上がりも浅いんだよ。深く沈んだ分高く飛ぶのと同じでしっかり沈んでくれ。周りから「よくある」と言われても納得できない主人公の想いとかそういう部分掘り下げて欲しかった。時間かける場所違う気がすごくしてきた。そもそもアニメと実写半々なのが……まぁこれはずっと言ってるからもういいや。

さて実写パート。今回はモザイクタイル。

ナチュラルに岐阜がディスられてた。「あるわけねぇよ、島根にパソコンなんて」並みにひどい。信長は有名だけど岐阜城はそこまでなのかな。ここでもね、この施設が吹き抜けかどうかみたいな所あるんだよ。「雨が」って言ってるんだけど聞いてもらえてない所とかあって面白い。絶妙に距離感あるんだよね、この4人。

一番面白かったのはここ。

食べ物のところ。幼少期の話になるのよ、スイミーは懐かしかったし美海(一番左)の噛み癖もやばかった。

でも一番やばいと感じたのはその前。

美海の食べてたのはこれ、

これ食べながら「みんなのも食べて欲しい」っていうのよ。たぶんこの「みんな」は視聴者ではなく声優だと思うのよ。目線とか言い方、手の動きでそんな感じがした。若井が「砂糖だよね？」と流してて「タイル食べてるみたい」で落ち着いたけどさそこで「ちょっとちょうだい」にならない関係性がやばい。だいたいこういう時、シェアすると思うんだよ、特に収録中だからね。もうこの距離だからソーシャルディスタンスとか言ってられないでしょ。というかソーシャルディスタンスは一種のネタにもなるから普通に言えると思う。

このメンバー、仕事で一緒にいる感じが尋常じゃなくて見てて楽しいのよ。お互い距離感あるし仲良くしようという気もなさそう。ただ芹澤と本泉はちょっと慣れた感じの動きもあった。単純に本泉が頑張ってるか、気遣ってるだけの可能性あるけど。芹澤と若井がなんか一緒だったんだっけ？煮つけの時の目がすごかったけど。

その程度の知識だから実際どうかは知らないのよ。WUGの分美海を知ってるくらいで他の3人はこういうの見たことないからさ。ただなんさ“そう見える”からこそ妄想もはかどってすごく楽しい。仲良くなるのかどうか、最後まで見守っていきたいと思います。なんか来週は冬服っぽかったのでなにか変化はあったのか、すごく楽しみです。