【2021冬アニメ】ウマ娘2期 感想【事実は小説より奇なり】

ウマ娘2期の感想です。

1期から見てましたが、正直ここまでとは思いませんでした。1期の頃はスポ根しつつもギャグ多めだったんだよね。まぁ2期もかなりギャグ強めでしたけど。

なんといってもテイオーの復活劇。3度目の骨折も乗り越えてくるとは……しかもこれが史実である。そしてツインターボを含めて実際のレースと合わせてうまく調理してくるんだこれが。騎手同士のいろいろはあってもウマ同士の会話はないわけで、そこはうまく作るしかないんだよね。本当にうまく作ってあった。今回は特にそう思ったね。

1期の時は実際には死んだサイレンススズカを生かして復帰させるというIFのストーリーがあった。だから2期でスズカはアメリカに飛ばされてたんだよね、いないからレースに出れないし、勝手に出すわけにはいかないから飛ばすしかなかったんだろう。無理にごちゃごちゃするよりはよかったと思う。

2期はIFではなく史実ベースにしてたね。93年の12月がラストレースだからいろいろと大丈夫なのよ。まぁスズカのことがあるから何も心配はしていないが……。

個人的にはやっぱりライスシャワーよ。

全力で頑張った先で喜ばれないとか……。当時の雰囲気が変だったことはいろんな人が残してる。そして最期を含めて美化されているのも把握しました。ウマ娘らしくうまく落としたとは思いますよ、当時はまだまだヒールだったと思うので。この話はなぁ、元々競馬が好きではない理由に繋がるんだよ。まぁ思い込みの部分もあるだろうから詳しくは書かないけど、“頭がやばい人の賭け事”って感じがしてたということ。

でもなぜかライスシャワーについては調べたのよ、テイオーもマックイーンも調べなかったのにライスシャワーだけ……。何か惹かれるものがあったのかもね。流れ知ってやっぱり好きなタイプだった。ファン投票1位で馬券的には3位とかも悪くない。16番人気(18頭中)で2着とか面白すぎるでしょ。アプリだと8番人気から1着が最大だったよ、まぁもっとできるのかもしれないけど。

ライスシャワーは中ボス的な位置でもあった。やっぱりメインはトウカイテイオーとマックイーンですよ。

対決から復帰まで頑張ったものです。ツインターボがギャグキャラかと思ったら大事な役割あってびっくりだよ。普通にゴルシ的にネタ要因だと思ってたからね。ここまでしっかりしたタイミングで持ってくるとは思わなかった。史実がベースだからこそ道は決めやすかったのかな。

マックイーンの勝利から怪我、そしてテイオー3度目の復帰……いや、テイオー頑張りすぎやろ。引退確定の三度目の骨折からの復帰1位とかもうなろうやん。怪我さえなければ……と思ったけどマックイーンには普通に負けたんだっけか。無敗の三冠達成したかっただろうなぁ。父親のシンボリルドルフとの絡みも多かったね。そう考えるとやっぱり種馬って大事よね。ライスももう少し中距離で結果残していれば……。

ウマ娘2期は『想像以上に楽しめた』という感じです。本当に1期で一番面白かったのは“円盤特典がグラブル”でしたからね。スポ根とお腹とゴルシの目くらいしか覚えてないのよ。2期はかなりしっかり波があった。その分楽しめたんだよね。これからウマ娘見るって人いたら問答無用で2期勧めるくらいに2期の方が好き。一応時間あったら1期も見返しておくかな。